『すきとキス』 by とみぃ様 すき キス グラスについた水滴で、ガラスのテーブルに書いてみる。 二つの言葉は似てるけど、キスに思いをどんなに込めても、 『好き』は伝わらない。 キスをする度、あなたが好きと、溢れでそうなこの思い。 だけど、言葉にしなきゃ想いは届かない。 あなたの唇の熱は、あたしの心を、体を溶かす。 でも、あなたの心には触れられない。 どんなに近く、あなたの体温を感じても。 たった一言告げればいいだけなのに。 今、このひと時を失うことが、この場所を無くすのが怖い。 あなたの差し伸べた指先には、あの人がいるのだから。 唇があたしに触れたとしても、それ以上はないのだから。 一生分のキスを、あなたにあげる。 あなたのキスをあたしの全てに刻み付けるから。 唇から与えられた熱で、これからあたしは、生きていくから。 どうか、キスして。 あなたから。 すきとキス。 こんなに似てるのに、あたしの気持ちは、一方通行。 あなたの帰りを今日も待つ。 身体中が、耳になって、どんな音も聞き逃さない。 足音が近づいてくる。 ドアを開ける音がする。 今日も、たくさんキスをする。 もうすぐあなたに触れる唇に指をあて、瞼を閉じる。 キスの途中は、もう何も考えられなくなる。 あなたにも、あたしを残したい。 ほんの少しでいい。 あたしの事を考えて、そして覚えてて。 速水さん、あなたが、好き。 ------------------------------------------- 「ス」のマヤをイメージして「部屋で待つ間の思いを綴ってみました」とのことです^^ とみぃさんどうもありがとうございました〜!(2011/09/27) とみぃ様のブログはこちらからどうぞ↓ ![]() ■トップページへ戻る |