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「…ぁんっ――」 |
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「…んふ…っ、く…――っ…ん…」 |
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「んは、ぁ……」 |
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「声を殺すんじゃない」
「い、や…こんな声、聞かれたくない…!」
「…誰だってこうされれば、自然に声が出る」 |
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「あっ!…ああっ」
「そうだ…そうやって素直に感じていればいい」 |
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ああ…速水さん、速水さん…!
憶えておきたいのに――
あなたの匂いも、手のひらも、肌のぬくもりも…
でも、でも… |
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もう何も――考えられない |
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――マヤ |
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ああ、マヤ
なんて顔をしているんだ…! |
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「あ、いやっ、ヤダ!」
「抵抗はしないと言ったはずだ」
「でもっ、い、あっ…あぁ!」 |
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「マヤ…」
「あっ、ああっ」 |
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「あ、あっ、ぁあ」 |
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「あ…ああ、イヤ…!もう、いやっ」
「マヤ、こらえるな。何もこらえなくていいんだ」 |
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「あっ……」 |
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「…きみが、…こんなに濡れているのは、すべて仕方ないことなんだ。きみは何も恥ずかしがることは無い。きみをこんな風に追い立てているおれが、すべて悪い」
「…はや、み、さ…」
「だから、こらえるな。感情も、感覚も、閉じ込めるな。ただ感じたまま…自分を開放してみろ」
「ん、んあっ、あっ」 |
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「そうだ…涙も、こらえなくていい」
「あっ、ああ、速水さん…っ」
「全部おれのせいだ、おれのせいだ…!きみがどんなに感じても、それは恥ずかしいことじゃない。おれが仕向けたことだ、全部おれのせいだ…!だから…」
「あ、あっ……ああ!」
「達ってみろ…無理じゃないはずだ…!」 |

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「ああ、あっ、んん……――アァ!!」 |
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「はあっ、あっ、あ…」
なに…?いまの…な、に… |
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「いっ、イヤ、そんなのダメッ!」
「ダメじゃない…全部、寄越せ…!」
「ああ…っ」 |
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