好きと嘘と、キスの値段。#おまけ


あくまでも蛇足的な「おまけ」です。念のため。



「…うっ…そぉ…っ!」

「あ、メール…?」

「ええーっ!?麗、みんな、帰ってこないの…!?」

「…ど、どうしよう…」

「…チビちゃん、きみに与えられた選択肢は三つだ」
「へっ?」
「一番。今日から公園で野宿。随分冷え込んできたからな…なかなか辛いぞこれは。二番、桜小路くんのアパートに転がり込む。…まぁ、この選択肢は無いも同然だがな。三番…親切で優しい大家さんに、毎日40分キスをする…」

「さぁ、どれがいい?」
「ええっ!?あの、えっと、じゃあ……よっ、四番で!」
「なるほど、そうきたか。では四番…紫のバラの人に毎日40分キスをする、だ」
「えええーっ!!」




おまけ おわり

お粗末さまでした。いやん。(2011/12/08)


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