リレーSS 『真澄病 ルート・ま 完結編その1』 by まり様



「君の名前は?」
「北島マヤです」
「マヤか」

田舎の病院の院長らしき真澄という人物は簡単な自己紹介と真澄病について説明した。

「真澄科」の本当の理由を君にだけは教えてあげよう」

そもそも真澄病というのは真澄のフェロモンにくらっと来たお姉さん達が逆上せ上がってそう呼んでいるだけだったのだ。
でも真澄にとってこれは好都合だった。何故なら真澄病患者の中に院長・真澄が捜し求めている人物が必ず来ると思っていたからだ。
実は真澄自身、ある病に侵されていた。
病名は無かったが、たった今真澄は命名した。『マヤ病』と。

「君に真澄液を注入しないと絶対に治らない」
「そうなんですか・・・」
「君はもう体が火照って辛いだろ? 俺もさっきから・・・」

真澄はマヤの手を取ってある部分を触らせた。

「すごい・・・」
「助けてくれないか? 君も俺の真澄液で楽になるはずだ!」
「ええ、そうね。あたし、あなたの・・・欲しい」

特別診察室には鍵が掛けられ遮光カーテンが引かれ、ついでに言うと防音室でもある。なのでここでは特別な治療が思う存分出来るのだ。

「あんっ・・・ああ・・やだ・・・だめ・・・」
「ああ・・・やっと、やっと見つけた。うっ・・・く」
「はあ〜ん」
「マヤの秘密のマヤ液と真澄液が混ざると最高に気持ちいいだろう?」
「はあっ・・・はあっ・・・」

院長の特別治療は数時間に渡って極秘に行われた。
ぐったりした患者はそのまま入院となり毎日特別治療は施された。

「マヤ、本当のことを言うとね、この病気は不治の病なんだ」
「そうなの?」
「もし治療を怠ると次第に体が疼いてくるだろう。だからずっとここで暮らさないか? 俺もマヤ液は毎日でも味わいたいしな」
「わかりました。あたしずっとここにいます。だから一生あたしのこと可愛がってくださいね」
「ああ。喜んで」

その後二人には真澄ベビーも誕生し末永く仲良く暮らしましたとさ。

おしまい




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