リレーSS 『真澄病 ルート・み』 by ぷりん様 → by kaorian様 「真澄科」専門病院があるとの噂が全国的に広がり、その信州の村の病院には各地から軽症重症を問わず、「真澄病」が疑われた患者が多数訪れるようになった。そのせいで、人里離れたこの村は昼も夜も戦場のような忙しさになった。あちこちでコップが握りつぶされる音が聞こえ、白目の人間が歩き回り、青筋をたてた人間が彷徨う、ホラー映画さながらの修羅場。究極の治療方法はマヤ液の点滴なのだが、副作用があまりにも強い。従って、この専門病院では、「イチゴ療法」なるものの研究に取り組んでいた。イチゴを食べたり、イチゴ柄のグッズを手にしたりしただけでも、症状が和らぐのだ。 「マヤ液」の混合物を分析した結果、イチゴ成分が検出された。イチゴが症状回復への鍵であることに間違いはない様なのだが早くも研究に行き詰ってしまったチーム「聖」。過去の実績として「YOU病(無性にMY携帯にキスをしたくなる)」という奇怪な難病の治療法を見事に導き出した彼等は、日本国政府より「真澄病」の治療法研究を依頼一任され、後に引けなくなっていた。溶液をフラスコに移してアルコールランプで熱し、顕微鏡で観察する等あらゆる手段を使って寝る間も惜しまず「マヤ液」の研究に没頭した。そんな熱心な研究の甲斐あってついにチーム「聖」はある方程式を導くことに成功することになる。「マヤ液=真澄(イチゴ×紫のバラ)」。 ![]() 『ルート・み 完結編その1』へ進む 『ルート・み 完結編その2』へ進む ■真澄病トップへ戻る ■トップページへ戻る |